【ホークスコラム】攝津正投手のコントロールが凄すぎる件について

今シーズンから先発転向した攝津正投手だが、そのコントロールの良さがとにかく凄い。コントロールがスゴイネルワイゼンなのである。

攝津投手の投げた球がキャッチャーの構えたミットに寸分の狂いなくズバッと吸い込まれていく様はまさに圧巻。150キロを超えるスピードボールも魅力的だが、精密機械のようなコントロールこそ彼の最大の武器であり魅力であるといえよう。

27日ヤフードームで行われた楽天との練習試合では、8回を87球無四球(3安打1失点)というほぼ完璧な内容を見せ、ここまでの実戦形式の登板26イニングで与えた四死球はわずか2つ。昨年までもコントロールのいい投手ではあったが、中継ぎの緊迫した場面でどうしても慎重にならざるを得なかったのだろうか、四隅を狙い過ぎるあまりボール半個分ほど外れての四球といったパターンも少なからず見受けられたが、今年は先発となったことで大胆さが増したのか、ここまでの登板では大幅に四球の数が減っている。

昨シーズンは右投手不足に悩まされたホークスだが、今年はコントロールの良さにさらに磨きをかけた攝津投手が間違いなくその穴を埋めてくれることだろう。ホークス右の柱として、二桁10勝どころか一気に最多勝さえ狙えるかもしれない。ここまでの活躍を見れば決して大げさな話ではないだろう。今シーズンの攝津投手に注目せずにはいられない!